撮影テクニック

【初心者向け】夜桜の撮り方!一眼で夜桜を綺麗に撮ってみよう!

「夜桜を綺麗に撮ってみたい!」

って思いませんか?

インスタで見るフォトグラファーの人のキラキラした綺麗な夜桜写真を同じように撮ってみたい・・・。

そこまでのレベルでなくとも、綺麗な夜桜写真には憧れます。

実は一眼と三脚さえあれば、ある程度綺麗な夜桜は撮ることができちゃいます!

ぼくも写真練習中の身です。それが絵作りを意識したり三脚を持ち歩くようにしてから少しもイイネが貰える写真が撮れるようになりました。

プロの人みたいな写真は難しいですよ?しかし、今の自分の夜桜写真をもっと綺麗に撮ることはすぐにできます。

本記事では、

  • 一眼で撮る夜桜写真がなんかイマイチになってしまう
  • 夜桜を綺麗に撮るコツを知りたい
  • 夜桜を撮った参考例が見たい

こんな方に向けて、夜桜を綺麗に撮る設定やコツを初心者向けにわかりやすく紹介していきます。

夜桜撮影に必要なもの

夜桜撮影に必要なものは以下です。

  • カメラ(できれば高感度耐性が高いもの)
  • レンズ(撮りたい写真に合わせてお好みで!)
  • 三脚(禁止されてる地域もあるので注意!)

基本的に普段写真を撮る装備と変わりません。

カメラ

カメラは愛機の一眼を使いましょう!

なので特に説明することはないのですが、おすすめという意味では高感度に強い機種がいいです。
手持ち撮影ではどうしてもISO感度を上げる必要があるので。

せいや
せいや
ぼくの愛機はα7RⅢです。高感度耐性も高く心強い

レンズ

撮りたい写真にもよりますが、慣れてるレンズがいいと思います。
その中でも、明るい標準ズームレンズがあるとベストです。

標準ズームレンズであれば幅広く色んな写真を撮って楽しむことができます。
複数のレンズを交換して使ってもいいですが、暗所でのレンズ交換は危ないのでおすすめしません。

せいや
せいや
ぼくはタムロン28-75mm標準ズームレンズを使っています

三脚

三脚は禁止されていない場所であれば是非持っていきたいアイテムです。

三脚があればシャッタースピードを遅くできるので、長時間露光で画質の良い夜桜を撮ることができます。

ライトアップの光芒、川や池の水面への映りこみなどを綺麗に撮るにも三脚は必須です。
ある程度コンパクトな三脚が、取り回しが良くておすすめです。

せいや
せいや
マンフロット好きなのでこれとか手頃で欲しい

 

せいや
せいや
めっちゃ欲張ると、三脚のグレードをもう少し上げて、ベルボンのPHD-66Qとか使ってみたいです

PHD-66Qは、横構図⇄縦構図の切り替えが一瞬でヌルリと、しかも構図をズラさないで切り替えられる雲台です。リボルビング機構っていうらしい。

気になる方はAmazonPHD-66Q商品ページに紹介ムービーがあるので、見るだけ見てみて下さい。
ヌルリと縦と横が切り替わるのカッコイイですよ。

夜桜撮影時のカメラの設定

夜桜撮影時のカメラの設定を紹介します。

もちろんコレが正解ってものはありませんが、こういう設定なんだって参考にして頂ければと思います。

 長時間露光NR(ノイズリダレクション)は切っておく!

忘れがちなので最初に書きました(´・ω・`)

長時間露光NRって?

シャッター速度が遅くなったとき(長時間露光という)に出るノイズを取り除いてくれる機能

ノイズ取ってくれるなら切らない方が良いんじゃない?って思うところですが、実はこのNRの処理は、処理時間が露光時間ぶんまるっと掛かるんです・・・!

つまり、シャッター速度が10秒だった場合、一枚撮影するのに20秒かかります。。

そんな待ってるならもう一枚撮りたいですよね(・ω・`) ?

なので切っておきます。

撮影モードはAモードorMモード

撮影モードはA(絞り優先)モード、もしくはM(マニュアル露出)モードに設定します。

どちらでも使いやすい方を使ってください・・・と言いたいところですが、個人的にはMモードをおすすめします。

それぞれのメリット・デメリットがありますので以下説明します。

A(絞り優先)モード

F値(絞り)を自分で決めるモードです。

使いやすいモードなので普段から使っている人も多いのではないかと思います。

Aモードは使いやすく、これで撮ってもまったく問題ないんですが、暗所での撮影は微妙に面倒なことが多いです。

例えば、Aモードで暗所にカメラを向けると、カメラは適正な明るさにしようとしてシャッター速度やISO感度を自動でガチャガチャやります。

これが余計なお世話な場面が多いんです。

暗すぎるとシャッター速度は低速側に張り付いてISO感度がガンガン上がっていきますしね。

M(マニュアル露出)モード

F値、シャッター速度、ISO感度を全て自分で設定する修羅のモードです。

設定項目が多いから初心者にはやや使いにくいイメージ、というか使ったことない人もいると思います。

・・・が、夜景撮影においては他のモードと比べてメリットが多いのです。

Mモードではカメラの露出計が示す「暗すぎ!」とか「明るすぎ!」という情報を参考にしながらF値シャッター速度ISO感度を設定します。

まず、撮りたい写真のISO感度を先に決めちゃいます。

試しにお手持ちのカメラをMモードにして、ISO感度を1000に設定してみてください。
次に、F値を最低まで下げて絞り開放にします。

どうです?
露出計はEVマイナス(暗すぎ)、EVプラス(明るすぎ)のどちらでしょうか?

暗すぎる場合はシャッター速度を遅くしていきます。
明るすぎる場合はシャッター速度を速くしていきます。

露出計が「適正露出だよ!」って言ったらストップです。

この設定が、その場での露出設定の基準になります。

ここで、もっとシャープに撮りたければF値を上げます。
すると写真が暗くなるのでその分シャッター速度を遅くします。

シャッター速度がこれ以上遅くできない場合はISO感度の決め直しです。

思ったほど手順自体は難しくないと思います。
速く操作するには訓練が必要です。

せいや
せいや
ぼくは速くは操作できません(笑)

簡単に操作手順をまとめると、

  1. ISO感度を決める
  2. 適正な明るさになるようF値とシャッター速度を取り敢えず合わせる
  3. もっとボカしたい/シャープにしたいのであればF値を操作後シャッター速度で明るさを合わせる

覚えると夜桜をはじめ夜景が撮りやすくなるのでぜひトライしてみてください!

せいや
せいや
本記事の写真はぼくの練習の意味も込めて全てM(マニュアル露出)モードで撮影しています!

ISO感度はできるだけ低めで

ISO感度は写真の明るさとノイズ量に影響するパラメータです。

ISO感度を高くすることで、暗い場所を明るく写すことができますが、代償として写真のノイズが大きくなります。(写真がザラザラする)

綺麗な夜桜を撮るには出来るだけ低いISO感度が望ましいです。

具体的には、三脚を使う場合は100〜1000ぐらい。手持ちの撮影の場合でも3200ぐらいまでが良いと思います。(これはカメラの高感度耐性と相談・・・)

ぼくが使っているα7RⅢはそれなりに高感度強いので、3200ぐらいまでは何も考えずに常用しています(あ〜〜楽チン)

F値(絞り)は撮り方に合わせて!ただし三脚未使用時は開放がいいかも

F値(絞り)は撮り方や撮りたいイメージで調整します。

背景を大きくボカしたいときはF値をググッと小さくします。
逆にシャープに写したい時はF値を上げていきます。

F16ぐらいまで絞るとこんな感じに撮れます
目黒川の夜桜
せいや
せいや
しかしここまで絞るとシャッター速度が非常に遅くなるので、三脚は必須です!

夜桜の撮り方

カメラの設定が済んだら早速撮影していきます!

三脚を使って撮る場合

三脚を使って撮影すると、シャッター速度を長く出来るので撮影の自由度が高いです。

ISO感度も低くしていけるのでできるだけ低くします。(ISO100〜1000ぐらい)

シャープに撮りたいときは絞りをF11〜F16ぐらいにすると全体にピントが合い光芒もくっきりした写真が撮れます。

ただし、被写体ブレには注意が必要です。
ブレは手ブレだけでなく、撮影する対象が動く(夜桜の場合は風でなびく)被写体ブレもあることを念頭においてください。

また、余裕があればHDR合成を使ってみるのも面白いと思います。

手持ち撮影する場合

手持ちで撮る場合はシャッター速度をあまり長くできません。

F値を小さくしてシャッター速度を速くし、それでも足りなかったらISO感度を上げていきます。

シャッター速度は、1/焦点距離がブレない目安だと言われています。(センサーサイズ35mm換算)

つまり、40mmの焦点距離で撮影する場合、

  • フルサイズのカメラなら1/40
  • APS-Cのカメラなら1/60
  • マイクロフォーサーズなら1/80

です。

あくまで目安なので、撮った後はすぐブレチェックする癖をつけると失敗が少なくなります。

玉ボケを作る方法

桜並木がライトアップされているようなロケーション、一眼なら簡単に玉ボケが作れます。

例えば以下のような、川挟みの対岸に提灯、ライトがある場合。
一見何の変哲もない光景ですが・・・

絞り開放、標準ズームレンズで目一杯ズームし、その状態でギリギリまで近い位置でピントを合わせます。

するとこんな感じになります!(F2.8 焦点距離75mm。これは水面に反射した提灯・ライトの玉ボケです)

 

これだけだと何がなんやらって感じですが上手く使うと、こんな感じに撮れたり。

 

さらに大きな玉ボケが作れると、こんな感じに撮れます!

なんかしっとりしてて素敵じゃないですか?
一眼はこれが撮れるからたまらんですよね〜!!

夜桜の撮影例

夜桜の撮影例とどうやって撮ったのかを紹介します。
参考になれば嬉しいです。

三脚を使って撮る

目黒川の夜桜
撮影時のカメラ設定
  • F値:F16
  • ISO感度:1000
  • 焦点距離:28mm
  • その他:三脚使用、HDR合成

橋の真ん中で三脚使って撮りました。シャッター速度で露出を切り替えて、露出計で-2.0〜+2.0まで3枚撮影。LightroomでHDR合成しました。
イイポジションが空いたら貪欲に狙っていくスタイル。ただし周りの人への配慮は忘れないようにしましょう。

ライトアップの写り込みが綺麗なポイントを狙う

撮影時のカメラ設定
  • F値:F16
  • ISO感度:1000
  • 焦点距離:28mm
  • その他:三脚使用、HDR合成

水面へのビル光、提灯の照り返しがとても綺麗な場所を見つけたので撮影。
さっきの写真と同じく、シャッター速度で露出を切り替えて、露出計で-2.0〜+2.0まで3枚撮影。LightroomでHDR合成してます。
夜桜の場合、夜桜を引き立てる名脇役がたくさんいるので探して歩くのも楽しさの一つです。

水面の反射が綺麗な場所を探す

撮影時のカメラ設定
  • F値:F2.8
  • シャッター速度:1/60秒
  • ISO感度:2000
  • 焦点距離:46mm
  • その他:手持ち撮影

川辺の桜並木を歩いてたら、桜の枝が綺麗に張り出した場所がありました。
水面の光が綺麗だったので、桜の延長に玉ボケが来るように立ち位置を調整して撮影。

玉ボケ+露出アンダー(暗め)でしっとり

撮影時のカメラ設定
  • F値:F2.8
  • シャッター速度:1/50秒
  • ISO感度:1250
  • 焦点距離:75mm
  • その他:手持ち撮影

ギリギリまで桜に寄って、最大ズームで玉ボケを大きくして撮影しました。
丸い綺麗な玉ボケは絞りを開放まで開けて作ります。絞ると玉ボケが絞り羽根の形になります。
アンダー目(暗い)で撮ることで他の余分なものをシャドウの海に葬りました(笑)

玉ボケシルエットで遊ぶ

目黒川の夜桜
撮影時のカメラ設定
  • F値:F2.8
  • シャッター速度:1/60秒
  • ISO感度:2000
  • 焦点距離:75mm
  • その他:手持ち撮影

ライトアップの光で玉ボケが綺麗に作れるとこんな遊びもできます。
玉ボケ作成手順で玉ボケを作ったら、そこにちょうど桜の花弁が重なるように立ち位置を調整します。
逆光でシルエットが浮かび上がるので不思議な雰囲気になります。

まとめ

本記事では、夜桜の撮り方を出来るだけ簡単に紹介しました!
少しも参考になったら幸いです。

最後にもう一度まとめます。

夜桜の撮り方まとめ
  • 三脚は合った方がいい(三脚禁止じゃなければ)
  • 長時間露光NRは切る!
  • 撮影モードはA or Mモード!Mモードの方が撮りやすいかも
  • ライトアップを活かして撮る(光の当たり方や、玉ボケにしたり)

三脚を使う際は、周りの人に配慮して使いましょう。
撮影者は邪険にされがちなので、出来るだけ低姿勢でいきましょう。

それでは、良いカメラライフを♪

せいや
せいや
以下の本はぼくが露出や構図の勉強に使っている本です。イチオシのカメラ勉強本です!

 

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